変わらないこと・変わっていくこと

挫折から学んだこと

昔、挫折をしたことがありました。

心から信じていた人に裏切られた、

そう思いこんだことがありました。

全身全霊で信頼していたので、

とても傷つき、

そのあと何年も何年も

心に分厚い壁をつくって

人に接するようになりました。

もう、傷つきたくなかった。

だから、心も開かない。

ずっと、孤独でした。

孤独でもいい。

もう、あんなに悲しい、痛いのはイヤ。

 

ずっと時は流れて、あるとき気がつきました。

みんな、思い込みだったんだ。

裏切られた、愛されてない。

そう思ってた。

でも、本当はそんなことなかった。

あのとき、あの人はああ言った。

それは、その時点ではしょうがなかった。

ただ、私にはそれがわからなかっただけ。

ずっとそう思いこんで生きてきたのに。

それは、なんだったのかな。

たくさんの時間と年月が経っていました。

方上記

ずっと言っているのは、

この世は、はかなく無常だよと。

 

鴨長明は、平安末期から鎌倉時代初期にかけての歌人、随筆家です。

その、時代背景や、長明の生きてきた人生を見ると、

無常観にとらわれるのもわかる気がします。

 

長明が生きたのは、

平安時代の公家による政治から、

平氏政権を経て、

武士が台頭して政権を握る鎌倉時代へ。

世の中が大きく転換していった時期でした。

さらに、京の都では、天災がたて続けに起こっていました。

大変な時代です。

 

長命は、幼少期は恵まれた生活を送りましたが、

18歳の頃に父が亡くなってしまい、

その後は波乱の多い人生を送ることになりました。

長命は、『新古今和歌集』編纂のために再興された

和歌所の職人に任命され、

後鳥羽院に、河合社の神官に推挙されるところまでいきます。

が、同族の鴨祐兼の反対で実現せず、

失意のまま50歳頃に出家することになりました。

大原での隠棲の時期を経て、

日野法界寺近くに方丈の庵を建てて移り住みます。

そのころ、将軍源実朝と面会をはたしました。

しかし、期待した和歌の師範にはなることができませんでした。

そのむなしさが『方丈記』の執筆の動機だったともいわれています。

 

そんな時代でも、人は生き命をつなげてきました。

今読むと、また改めて心に入ってきます。

移り変わる世の中で、

変わらないものって、なんだろう。

この本の訳が、とてもわかりやすかったです。

「人間万事塞翁が馬」

中国の故事で、「人間万事塞翁が馬」というのがあります。

とても有名なので、知っている方も多いかもしれません。

 

むかし、中国の北方のとりでのそばに

おじいさんが住んでいました。

ある時、このおじいさんの馬が逃げ出してしまったので、

近所の人が気の毒がりましたが、

おじいさんは言いました。

「このことが幸運を呼び込むかもしれない」

 

しばらく後に、逃げ出した馬が戻ってきました。

しかも、他の馬を連れてきていました。

それは、とても足の速い立派な馬でした。

近所の人が「良かったね」と喜んでいると、

おじいさんは言いました。

「このことが禍(わざわい)になるかもしれない」

 

ある日、この馬に乗っていたおじいさんの息子が、

馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。

それで近所の人が

「今回は大変だったね。ご愁傷さまです」

とお見舞いに行くと、おじいさんは言いました。

「このことが幸いになるかもしれない」

 

やがて、戦争が起きました。

多くの若者が、戦争で命を落としましたが、

おじいさんの息子は足を怪我していて

戦争に行けなかったため無事でした。

 

「世の中のことはすべて

何が幸いして何が禍するか分からないものだ」

本当に、その時は最悪だと思う嫌な出来事が、

振り返ってみると実は

素晴らしい出来事だったりすることがあります。

その嫌な体験のおかげで、

学んで成長できたり、

後の成功の基盤を作ってくれたり、

今までに気づけなかったことに気づけるようになったり。

逆に、その時に華々しい成功や幸せが、

後から不運や衰運へ向かう種になることも。

鼻が高くなって、慢心したり、

人を見下すようになったり……。

 

故事成語、すごい!

人生の大事なことって、もうすでに

ずっと昔からわかってたんですね。

 

世の中も、自然もつねに変わっていく。

でも、変わらないこともある。

何が良い事で、何が悪いことなのか。

それとも、良いも悪いも無かったのかな?

いつかわかる日がくるのかな。

 

生きていると、いろいろなことが起きてきます。

時には、

「こんなの望んでないよー」と言いたくなる出来事も。

でも、起きたことは、受け入れて、味わって、

そして今を生きる。

それしかないかなあ、

そう感じるようになりました。

 

運を知って、幸せになろう!

まず、自分から!幸運の渦を広げていこう!!


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ABOUTこの記事をかいた人

のんびりマイペース。 大好きなことを仕事にして、豊かに自由に生きたい! そう思いながらいつしか40代になりました。 育児に専念した主婦時代を経て、 これからは自立して生きていきたいです。 失敗もある。 泣く日も。 壁の前で、途方に暮れる日もある。 それでも、最後には笑って仲間と共に歩んでいける未来へ向かって。 好奇心を持って、日々トライしたこと。 失敗したこと。 工夫。 日々のあれこれについて書いていきます。 一度しかない人生、今を楽しんで生きていきましょう。 (^-^)